雇ってもらった人物や組織をすべての恐怖から排除する。 あくまでも恐怖に対しての「防衛」しかしないので彼らが恐怖の対象とされることはない。 と思われていた。
社内には、2大派閥が存在した。 「若林派」と「木村派」。 「防衛のみでやっていかないと我が社の信念が崩壊する」という意見の副社長若林。 それに対して「時代の流れは変わった。攻撃することも視野に入れて活動しなければいずれ我が社は崩壊するだろう」という意見の最高幹部会会長の木村。 そして木村が会長権限を利用し何かしら企んでいるという噂がある。 それを止めるために渡辺社長・若林副社長も準備を進めているらしい。 意見の対立からも派閥の冷戦が続いており、内部抗争も秒読みなようだ…。